日本の住宅は水に強くなっている?
こんにちは!
愛知県名古屋市にある「株式会社 コマキ技建」です。
HPをご覧くださり、ありがとうございます。
近頃は、シーリング材、各種の防水シートや防水テープなど
住宅用の防水材料も進化してきています。
湿気に対しても、可変透湿気密シートなど
調湿機能に特化した材料を使用することも可能となりました。
日本の住宅は、雨水や結露に対して
より安全になっていているのは本当でしょうか?
21世紀に入り、品確法(住宅の品質確保の促進等に関する法律)で
住宅性能表示制度が導入されるようになりました。
また、狭小な敷地に適合する住宅が求められるようになり
木造住宅の構造や形態が、著しく変化し始めたのも
21世紀に入ってからのことです。
構造の特徴をまとめると、大壁構造であることは従来と変わりませんが
構造用合板などを軸組に張り上げた面材耐力壁に代わっています。
基礎はべた基礎になり、根太を用いずに大引きや梁に
直接、厚合板を貼る、根太レス床の採用が一般的になっています。
バルコニー、陸屋根やその手すり壁、パラペットなど
建物本体と一体化した屋外水平部位がよくみられる一方で
軒の出は小さくなり、開口部には庇なしで
外壁とほぼ同一面にサッシが取り付いています。
こうした特徴は、建物の耐久性に大きく関連しています。
なかでも屋外水平部位の一般化は、防水メンテナンスの頻度と
高い施工技術とが求められる傾向にもあります。
浸入した雨水が滞留しやすいことで
下地木部の長期的な湿潤リスクも抱えています。
昨今、木材資源の活用や、二酸化炭素削減の観点から
中規模建築の木造化が進められようとしていますが
建物が大型化するほど雨養生というのは難しくなります。
雨がかり対策は、今後クリアしていく必要のある
重要な課題といえます。
名古屋市で防水工事や雨漏り調査なら
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